はじめに
日本学術振興会の科学研究費補助金基盤研究 (B)(2009~2011年度)の成果として、ともに宝塚少女歌劇で活躍した舞踊家楳茂都陸平の舞踊譜と作曲家原田潤の楽譜をもとに、新舞踊『春から秋へ』の再現上演を行います。
あわせて当時の舞台芸術の状況についてシンポジウムを開催します。
東京音楽大学のみなさんによるオーケストラ(音源)と日本女子体育大学のみなさんによる舞踊の共演、そして大正モダニズムについてのディスカッションをどうぞお楽しみください。
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- 再現上演に向けた練習の模様
日時・会場
- 日時
- 2012年2月18日(土)13時30分開演(13時00分開場)
- 会場
- 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール
小田急線参宮橋駅より徒歩約7分、地下鉄千代田線代々木公園駅より徒歩約10分
会場周辺地図はこちら
- 会場お問い合せ番号
- 03-3469-2525
プログラム
- 第一部
- 13:30~ シンポジウム「宝塚少女歌劇の挑戦」
- ◇ 大正期の宝塚少女歌劇
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- ・細川周平・国際日本文化研究センター教授
- ・袴田麻祐子・早稲田大学演劇博物館GCOE特別研究生
- ・渡辺裕・東京大学教授
- ◇ 舞踊譜から動きの復元へ
- ・桑原和美・就実大学教授
- ◇ 原田音楽の特質とは
- ・武石みどり・東京音楽大学教授
〈 休 憩 〉
- 第二部
- 15:00~ 再現上演
- ◇ 新舞踊『春から秋へ』
- ・出演:日本女子体育大学ダンス部有志
- ◇ ディスカッション
参加お申込・入場料金について
- 参加お申込
- 入場は事前申し込み制となっております。
参加をご希望の方は、次のいずれかの方法で2012年2月3日(金)までにお申込ください。
2012年2月9日(木)まで受付期間延長
※未就学児のご来場はご遠慮ください。
- ◇ インターネットで申し込む場合
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右の「参加希望」ボタンをクリックして下さい。
専用フォームが開きますので、必要事項をご記入の上、「送信」ボタンを押してください。
- ◇ FAXで申し込む場合
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右の「配布チラシのダウンロード」ボタンをクリックしてください。
ダウンロードしましたデータの2ページ目が参加お申込FAX用紙になっております。
必要事項をご記入の上、FAX番号(03-3982-3227)まで送信してください。
- 入場料金
- 無料
主催・お問い合せ
- 主催
- 楳茂都陸平研究会
- お問い合せ
- 090-5213-7791(武石みどり)
- ◇ 配布チラシのダウンロードができます
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右の「配布チラシダウンロード」ボタンをクリックしダウンロードしてください。
プリントアウトしてご利用できます。
楳茂都陸平と新舞踊『春から秋へ』について
『春から秋へ』は大正10年(1921年)3月に宝塚少女歌劇団(現・宝塚歌劇団)が初演した、日本舞踊と西洋舞踊および西洋音楽との融合を図った斬新な新舞踊です。振付・演出は当時24歳の上方舞楳茂都(うめもと)流次期家元・楳茂都陸平、作曲は東京音楽学校を卒業した声楽家の原田潤で、ともにそれまでの舞踊や音楽にとらわれない新しい形式を生み出そうという意欲溢れる若い芸術家でした。
初演の折、楳茂都が独自の記譜法によってこの作品を舞踊譜に残し、衣裳についても詳細を記録していました。また原田による音楽は、大正14年(1925年)の再演時のスコアが宝塚歌劇団に保存されていることが近年明らかになりました。このたびの復元は初演から90年を経た両者の幸運な出会いによって実現したものです。
『春から秋へ』は16人の踊り手による約25分の作品で、春に誕生した蝶たちが出会い、夏を謳歌するが、秋風が吹き始めると1匹、2匹といなくなり、最後に残った2匹も風に翻弄されやがては死んでいくという、自然の移ろいを表現しています。
和と洋の両要素を大胆に取り混ぜたこの作品を通じて、タカラヅカの芸術家たちはどのような「日本の洋楽・洋舞」を模索したのか、またそうした試みの背景にはいったい何があり、「日本文化」をめぐる当時の全体的な状況とどのように関わっていたのか、再現上演とシンポジウムを通じて考えてみたいと思います。